8月例会 ケンタロウとつくる おいしいむらやま 


講師:ケンタロウ先生(料理研究家)

後援:村山市/村山市教育委員会/YTS山形テレビ 

協力:轄送ァファーム 山形ガールズ農場

 

9月26日、村山市複合文化施設「甑葉プラザ」を会場に、8月例会(都合により8月例会なんです・・・)「ケンタロウとつくる おいしいむらやま」が開催されました。

3月例会で食育とファミリークッキングを学び、5月例会で農業体験をして、いよいよ最終回は調理体験です。5月に定植した里芋をメイン食材とする、山形名物の芋煮調理にチャレンジすることとなりました。そして今回は料理研究家のケンタロウ氏を講師としてお招きし、いままでの芋煮にひと工夫加えていただき、また参加児童には保護者と一緒に作る楽しさ、そしてそれを来場者にご試食いただき「美味しい」と笑顔の評価をいただくことで得られる「喜び」を知ることによって農と食の愉しさを知ってもらおう、というのが今回の狙いです。

5月例会以降も委員会メンバーと児童たちで畑の手入れや収穫作業を行ってきました。特に直前の里芋収穫時には大雨の中、保護者も含めたみんなで協力して里芋を掘り下準備を済ませました。

そして例会当日は天気にも恵まれ、開場前から大勢の来場者!講師のケンタロウ氏は当日朝5時に東京を発ち、村山に着いてすぐに調理開始、という強行スケジュールでしたが疲れも見せず、参加児童たちに包丁の使い方から調理方法についてまで細かく指導してくださいました。

今回も6班からなる班編成を行い、保護者の方と児童が楽しく調理体験(ファミリークッキング)ができるようにセッティング。ケンタロウ氏の指示のもと一斉に調理を開始し、里芋をむいたり野菜を切ったり、最終的な味の調整は講師にお任せしましたが、続々と来場者が押し寄せる中、参加児童たちは自分たちの作った芋煮を来場者に美味しく振る舞おうと一生懸命調理しました。

 

今回のメイン材料は自分たちで育てた里芋でしたが、委員会メンバーが奔走した結果、蒟蒻以外のすべての食材を村山産のもので揃えることができました。これには来場者からも驚きの声があがっておりましたが「何でも作れる豊かな大地」のPRができたことは大変喜ばしいことだと感じています。

 

約一時間半で芋煮が完成し、芋煮を振る舞う時には長蛇の列ができました。隠し味が効いた芋煮の評判は上々で、中には五杯以上お代わりする人も。芋煮の試食後は甑葉ホールにて第二部のトークショーが行われました。

 

第二部はケンタロウ氏と今回の里芋生産者である山形ガールズ農場の代表・菜穂子氏、村山青年会議所OBの木原夕子氏の三人による対談形式で行われました。今回児童たちと育ててきた野菜の話、山形の食材や魅力について、そして講師の経験を踏まえた家庭料理に対するアドバイスなどを楽しく語っていただき、あっという間の90分でした。

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